ワケアリ東大生の雑談板

都立西👉明治大👉東京大(2年)/97生/東京都調布市/驚異の行動力/ヒッチハイク1万キロ/バックパック27カ国

#3 ヒッチハイク@新東名

打ち付ける雨を必死によけるワイパーの先には、霧がかった空とトラックばかりの新東名。

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草津paから駿河湾沼津saまで、京都の精華町から東京大田区平和島にレタスを運んでいるトラックに乗せていただきながら、この記事を書いている。


昨日から様々なことがあった。一番大きいのは、大分別府間の通行止め。東九州道最大の休憩地別府湾saが封鎖され、大分道東九州道も行けなくなったので、別府にビバークした。2400円のゲストハウスだった。


大分から別府は、日本で一番通行止めが多いらしい。この話もまた今度。


ナウレポ

佐多岬👉大泊👉宮崎pa👉川南pa👉佐伯ic👉大分松岡pa👉別府市

別府湾sa👉今川pa👉吉志pa👉加西sa👉宝塚北sa👉草津pa👉駿河湾沼津sa

#2 【現金1500円】日本縦断ヒッチハイクを前にして

 

現在、自分は鹿児島県南大隅町のホテル佐多岬にいる。

 

佐多岬へは、8.3kmの道のりだ。まずは佐多岬まで歩き、そこから北へ北へ、東へ東へヒッチハイクし、北海道は宗谷岬を目指す。

 

昨晩は、久々に23時台に寝たし、体調は万全だ。問題は、少しとはいえ降り続ける長雨。雨だと、ヒッチハイクの成功率は格段に落ちる。

こんな辺境にいながら、移動手段は自分の足か、親指orボードを頼りにしたクルマしかないのは、一言で言えば怖い。

 

(カードはあるけど)現在財布には1500円しか入っていない。青函連絡船が2000円らしいのでそれ以外はなんとかゼロに抑えて、途中のSAのATMで下ろす。

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理想のタイムラップはこんな感じだ。こんな理想通りに行くとは思わないが、目標としてはこのようになった。

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パソコンも大きなバックパックにしまい込み、いよいよ最北端への旅が始まる。いまだ覚悟が定まり切らないほど大きなものを前にして、早くそれに飛び込みたい自分もいる。日本をいろいろ言う前に、全力で日本の端から端まで駆け抜けてやろうじゃん。

 

2019年8月26日 鈴木大雅

#1 はじめの一歩

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晴れていたら何が見えるんだろう。右には開聞岳が見えるはずだが、今日は見えない。左には朧気に見ゆる大隅半島、今日の目的地を左目に、トランポリンのように上下に揺れる国鉄気動車に乗りながら、キーボードを叩いている。

 

 

初投稿、何を書こう。

 

身の回りの人と比べたら個が強いせいか、初対面の人には月並な自己紹介をすることが多い。自己紹介も入れて良い気がするが、なんか物足りない。個性が足りない。なんなら、自己紹介はこの記事(https://toryu.net/experience/914/ )に21年の生涯中20年が書かれているので、そっちに追いやってしまってもいいくらいだ。

 

良い案が出るまで寝かせれば良いと指摘されそうだが、そんなわけにもいかない。

このブログを始めたのも、明日朝、鹿児島県佐多岬を出発するヒッチハイクを前にして、いまの自分自身をしっかり記録する、発信する投稿が無性にしたくなったからだ。

 

列島縦断ヒッチハイクなんて、普通の人はまず挑戦しないだろう。別に、旅が終わってから旅路を語ることもできるだろうが、所詮それは偶然と必然とをごっちゃまぜにして、さしあたり刻んだ「サクセスストーリー」に過ぎない。(そもそも「サクセス」なんて今から言っている辺り、今回の旅への傲慢さが垣間見えるが)ストーリーで語るなら、旅の前段階から言わなければ価値が半減すると思った。

 

ともかく、僕は明日朝より鹿児島県佐多岬を出立し、北海道宗谷岬まで全行程3000キロをヒッチハイクで敢行する(青函連絡船を除く)。道中でお世話になる方々への礼を尽くし、佐多から宗谷までいかなる時も最速で向かうことを誓う。

 

自分でもバカ(関西でいうアホ)だと思うが、自分がどこまで自分を信じ切れるのか、まだ見えない自分の底力はどれくらいなのか、確かめてみたい。結果的にオイシイネタにもなる気がするし・・・()

 

 

というわけで、このブログでは、自分自身の過去、いま、未来(あんまり無いけど)の3つについて書いていこうと思う。ブログ名は、さしあたりハマっているヒッチハイクでよく使う「ワケアリ東大生ヒッチハイク」から命名したカタチ。

 

興味がある人いたら読者になってくれると嬉しい限り。